カメラと週末旅行

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日本の道路網の始まり「日本橋」に行ってきた|東海道五十三次の起点、浮世絵にも描かれた歴史ある構造物

日本橋

日本の道路網の起点、日本橋に行ってきました。

 

さいたま市を歩いていると、道端に「日本橋まで〇km」と描かれた道路構造物をみかけます。日本橋が五街道の起点であり、日本の道路網の始点であることは、歴史の授業で学びましたが、自分の目で見たことがありませんでした。運よく近くまで行く機会があったので、ようやくこの歴史的な構造物、「日本橋」に行ってきました。

日本の道路網の始点である日本橋の外観

 

交通アクセス

・日本橋(にほんばし)
・〒103-0027 東京都中央区日本橋1丁目
・電車:JR東京駅から徒歩で10分。

 

日本の道路網の起点、歴史ある構造物

徳川家康から始まる日本橋の歴史

1603年、徳川家康の全国道路網整備計画に際し、初代の橋が架けられました。その後、五街道(東海道、中山道、甲州街道、奥州街道、日光街道)の起点として整備されます。明治以降も、日本橋が諸街道の起点と定められ、また現在も、国道1・4・6・14・15・17・20号は日本橋を始点とした国道です。まさに日本の道路網の起点といえる場所です。

日本橋1丁目

現在の石造2連アーチの美しい橋梁は、1911年に完成した20代目(or 19代目)です。

日本の道路網の始点である日本橋の外観

下の写真の、獅子の彫像の下、橋柱の銘板にある「日本橋」の文字は、最後の将軍徳川慶喜の筆によるものです。

日本橋の外観"

日本の道路網の始点の証、「日本国道路元標」

橋のすぐ近くに、日本国道路元標があります。日本国道路元標とは、道路の起点を表すものです。下の写真の柱が旧東京市道路元標、その手前の台座のようなものが日本国道元標です。

旧東京市道路元標と日本国道元標

明治時代に定められた旧道路法の中で、道路の起終点たる道路元標を全国の市町村に一つ設置する旨が記載されています。東京は江戸からの歴史的な背景を考慮し、この日本橋に設置されました。ちなみに、この「日本国道路元標」の文字ですが、当時の総理大臣・佐藤栄作の筆によるものです。

日本国道元標
日本国道元標

道路の案内標識の「東京」とは、「日本橋」のこと

車を運転してよく見かけるのが案内標識の「地域の名前、距離、矢印のセット」の看板です。〇〇(地名)まであと〇〇kmというものですが、この距離表示に記載されている地点は、原則「市役所や町村役場」です。ただし、東京だけは例外です。「東京まで○km」という標識に書かれている「東京」とは、実は「日本橋」のことです。上記に記載した通り、江戸時代から道路の起点としての歴史があるため、その流れに沿った表示となっています。日本の道路網の中心は、ここです。

日本の道100選日本の道100選、日本橋

江戸時代から続く歴史あるエリア、再開発の勢いが凄い

日本橋付近のエリアは、交通の要所であり、現三越の前身である越後屋をはじめとする大店が集まり、また付近には金座や銀座が置かれるなど、江戸を代表する繁華街でした。久しぶりにこのエリアを歩きましたが、凄い再開発が進んでいました。コレド室町/コレド日本橋の開業はニュースで見聞きしましたが、東京駅東側までの一帯が再開発されており、東京の勢いを感じます。近くに会社のオフィスがあるのですが、ドラマの撮影現場のような綺麗さでした。オフィスって長時間そこにいるわけで、労働環境そのものですから、仕事の満足度に直結する重要な要素です。そこに注力することは良いこと!最新のオフィスは凄かったなぁ。

日本橋三越本店の外観
コレド日本橋の外観

 

まとめ

日本の道路網の始点である「日本橋」を見てきました。江戸時代から続く、歴史ある構造物であり、また、日本の道路の起終点を示す「日本国道路元標」も近くに設置されていました。橋自体は大きくなく、素通りするような橋ですが、橋柱の銘板にある「日本橋」の文字は徳川慶喜の筆であり、日本道路元標は佐藤栄作の筆であるなど、少し立ち止まって見るだけで歴史を肌で感じることができます。東京駅から歩いて10分程度ですので、日本橋エリアに来られる機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。

日本橋
日本橋