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半日で落城した悲劇の城、山中城跡に行ってきた。日本百名城|畝掘、障子堀は迫力あり

山中城跡

「日本百名城」にも選ばれた山中城跡に行ってきました。

先月、歴史のロマンを求めて、観光スポットとして新しいジャンル「城跡」に挑戦しました。伊豆にある韮山城跡に行ったのですが、城っぽいモノはなく、山登りで終わってしまいました。今回はそのリベンジ。 山中城跡に行ってきました。

歴史のロマンを求めて、伊豆の韮山城跡に行ってきた

 

交通アクセス

・山中城跡(やまなかじょうあと)
・〒411-0011 静岡県三島市山中新田410-4
・バス:三島駅南口から沼津登山東海バス「元箱根港行き」乗車、「山中城跡」下車。 
・電車:韮山駅で下車、そこからバスかタクシーで5分。

 

施設

・駐車場:あり。無料。
・トイレ:あり。
・売店 :あり。10:00~16:00(冬季10:30~15:30)、定休日 月曜日・年末年始

駐車場は2か所あります。以下の①が近くてお勧めです。②は少し歩きますが、途中、箱根旧街道を歩くことができるオマケ付きです。③は売店の駐車場。

山中城跡の駐車場

 

全国的にも珍しい土だけの山城で、北条流築城術を知る

日本百名城、歴史的に技術的価値が評価された山中城とは

山中城は、箱根と三島の間に位置する山城で、土塁と堀で構成されており、石垣と水堀がないことが特徴です。山中城は、永禄年間(1560年代)に、小田原に本城をおいた北条氏が築城しました。その後豊臣秀吉の小田原攻めに備え、急きょ整備・増築しましたが、未完成のまま戦に。4千の北条軍は4万の豊臣軍の総攻撃を受け、半日で落城したと伝えられています。

こちらが全体像です。城跡だけあって、とても広いです。

山中城跡

見学コースとして、2時間コース(西櫓・障子堀~本丸~岱崎出丸)と、1時間コース( 西櫓・障子堀~本丸)の2つがあります。整備されているとはいえ、高低差もあるので、雨の日は気を付けた方がいいです。

山中城跡
山中城跡

高さは2m、敵の進入を防ぐ西ノ丸畝掘

特にこの城跡の特徴をピックアップしてご紹介していきます。敵からの攻撃に備え大きな堀が設けられています。この西ノ丸畝堀(うねぼり)は、5本の畝によって区画されています。畝の高さは堀底から約2m、さらに西の丸との高低差は9mと結構あります。敵が攻めるためには、畝の道上の部分を歩く必要があり、それには、一列になって進むしかなく、守備側はその手前を重点的に守ればよいので非常に効率的な防御が可能でした。現在は、芝生で覆われていますが、当時は滑りやすいローム層が露出しており、もし人が堀に落ちれば脱出不可能だったそうです。

山中城跡の西ノ丸畝掘

北条流築城術、障子堀

北条の特長が良く現れている堀が、この障子堀です。障子の桟(さん)のように見えるところから障子堀というそうです。障子掘は、畝の部分が複雑なので、侵入するにも動線が制限されてしまいます。さらに、障子堀の左右は土塁になっており城内へ侵入するには障子堀を越えた上で、土塁をのぼっていく必要があります。ちょっとした現代アートに見えてきた・・・。

山中城跡の障子堀

山中城跡の障子堀
山中城跡の障子堀

斜距離20mの急こう配、一の堀

出丸を守るために築かれた堀です。150mの区間に17もの畝があります。70度前後の傾斜角があるので、上から見下ろしても少し怖いくらいです。

山中城跡の一の堀山中城跡の一の堀

すぐ隣に、石畳の箱根旧街道があります。ちょっと歩いてみました

とてもキレイに整備され、また、案内板が至る所に設定されているため、城の特徴を理解しながら散策することができました。帰りに、ちょっと寄り道を。城跡の隣に、箱根旧街道があります。ほんの数十mですが歩いてきました。

石畳の箱根旧街道

林の中に石畳というステキな雰囲気でした。ただ、見た目がいいのですが、歩くには大変で、この石畳がとてもゴツゴツして歩きにくいです。この道を歩き続けるのはシンドイですね。

石畳の箱根旧街道

 

まとめ

歴史のロマンを求めて、「日本百名城」にも選ばれた山中城跡に行ってきました。400年前の史跡ととても古いモノでしたが、堀や土塁が綺麗に発掘・復元されており、また案内板が至る所に設置されているため、基礎知識がなくても、山城の作り方などを理解することができました。お城好きの方には是非行ってほしい場所です。

こんな方におすすめ

・箱根や三島に来られた方。ちょっと足を伸ばせば来れます。
・城跡好き、戦国時代好きな方。歴女な方々。

山中城跡
山中城跡
山中城跡
山中城跡