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東部最大規模の石室を有する「原分古墳」を見に行く|古墳時代の史跡を巡る

原分古墳

古墳時代の遺跡を見に行きました。

一眼レフカメラを買ってから沢山の観光スポットを巡りましたが、いまだに見ていないのが、縄文時代・弥生時代・古墳時代といった、とっても昔の時代の史跡です。自分の目で古墳を見れないだろうかと調べたところ、三島駅近くにありました。今回は古墳時代の史跡を求め、「原分古墳」に行ってきました。

 

交通アクセス

・原分古墳(はらぶんこふん)
・〒411-0943 静岡県駿東郡長泉町下土狩1576
・JR下土狩駅から徒歩10分 

この史跡、場所がとっても分かりにくいです。すぐ近くで大規模な道路工事をしていて、道が入り組んでいました。三島駅より、下土狩駅から向かった方がスムーズです。

 

施設

・駐車場:なし。JR下土狩駅あたりのコインパーキングに停めて徒歩がベター。
・トイレ:なし。

「原分古墳」で、円墳・横穴式石室・石棺を間近で見てみる

古墳時代後期の横穴式石室としては、静岡県東部最大規模の石室

原文古墳(はらぶんこふん)は、古墳時代後期に築造された直径約16mの円墳です。古墳時代後期の横穴式石室を持つ東部最大の規模の石室を有しています。

原文古墳

基礎知識がないとサッパリ分からないので、まずは近くに展示されているミニチュアで勉強します。墳丘と石室が断面で表現されていてわかりやすい。古墳の元の形は土を盛って石室を覆ったんですね。お墓の造りとしてはオーソドックス。

原文古墳のミニチュア
原文古墳のミニチュア

(クリックで拡大)

横穴式石室を覗いてみる

石室ですが、「横穴式石室」と呼ばれる構造で、全長7.6m、最大場1.7m、高さ2mと、7世紀に作られた古墳としては大型の石室です。

原文古墳の横穴式石室

静岡県東部の有力者とその家族が埋葬されていたと考えられます。盗掘され、石棺は破壊されていましたが、室内から石棺片や銀象嵌(ぎんぞうがん)の鍔(つば)・円頭柄頭(つかがしら)、金銅装(こんどうそう)大刀、馬具、土師器、須恵器などが出土しています。鞍金具は金銅装であり、本来は金ピカの馬具ですから、被葬者の権威を示すものでもあります。

原文古墳の横穴式石室

円墳の上に登ることができます。墳頂には天井石が置かれています。この中で一番大きな石は、なんと重さが9.6トンもあるそうです。小さな石でも3トンとはすごい。

原文古墳の天井石
原文古墳の天井石

(クリックで拡大)

別の古墳の家形石棺も展示中

原分古墳の脇には別の古墳ではありますが、家形石棺が展示されています。原分古墳と同じタイプの石棺だそうです。

原文古墳の家形石棺

使用された石材は、通称「伊豆石」と呼ばれ、沼津市静浦山系の海岸部から採取されたものだそうです。伊豆マリンハーバーとか静浦海岸あたりから持ってきたのでしょうか。大変だっただろうなぁ。

原文古墳の家形石棺

 

まとめ

縄文時代・弥生時代・古墳時代の史跡に触れたい。その想いで「原文古墳」に行ってきました。生まれて初めて古墳に登り、石室を眺め、石棺に触れることができ、願いは叶ったかな。石棺はニューヨークのメトロポリタン美術館でも触れたことはありますが、あれはたしかエジプトの墓だったのでノーカウント。遺跡もほんの少しの知識を得れば、結構面白い観光ジャンルだと思いました。

原文古墳の説明
原文古墳の説明
原文古墳
原文古墳

 

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