カメラと週末旅行

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ロータリークラブの聖地、創始者の「米山梅吉記念館」に行ってきた(フリーメイソンとは無関係ですよ)

ロータリークラブの聖地

国際的な社会奉仕団体、ロータリークラブの記念館に行ってきました。

 

国際的な社会奉仕団体として有名なのが、ロータリークラブ(Rotary Club)です。国内の会員数は約十数万人、著名会員には、パナソニックの創業者・松下幸之助や、伊藤忠商事を発展させた伊藤忠兵衛などが名を連ねる日本を代表する奉仕クラブです。今回は、このロータリークラブを日本で初めて設立した米山梅吉氏の記念館、「米山梅吉記念館」に行ってきました。そもそもロータリークラブとは何か、「人類に奉仕する」とは具体的に何をしているのか、そして、クラブや信託業を創立した米山梅吉氏とはどんな人物なのか。クエスチョンマークが頭にプカプカ浮いている状態で、クラブ会員でもない自分が、ロータリークラブの聖地に潜入してみます。

米山梅吉記念館
米山梅吉記念館の外観

 

交通アクセス

・米山梅吉記念館(よねやまうめきちきねんかん)
・〒411-0941 静岡県駿東郡長泉町上土狩346-1

 

施設

・開館期間:毎週月曜日と、12月28日~1月4日は休館日
・開館時間:9:00〜16:00
・入館料:無料。心ばかりの寄付はしました。
・駐車場:あり。

 

奉仕活動に身をささげた米山梅吉氏より、奉仕の精神を学ぶ

ロータリークラブの歴史を知ることができる記念館

「米山梅吉記念館」とは、その名の通り、日本におけるロータリーの祖である米山梅吉を記念するための施設で、米山氏の生涯と、ロータリーの歴史を学ぶことができます。建物はそこまで大きくはありませんが、展示物がコンパクトに綺麗にまとめてあります。休日は全国のクラブの方々がお越しになるそうです。

建物に入るときは若干緊張しました。今まで様々なジャンルの観光スポットに行きましたが、そもそもここは「観光スポット」っと呼んでいいのか、自分は中に入っていいのか、様々な疑問が頭に浮かびましたが、杞憂でした。ふう・・・。

米山梅吉記念館の館内
米山梅吉記念館の館内

三井信託株式会社の創始者、米山梅吉氏の生い立ちと人となりを学ぶ

米山氏は、1868年に今の西新橋に生まれました。梅吉4歳の時に父が亡くなり、母の郷里三島に移り住みました。沼津中学に入学も、卒業をまたずに単独で上京、経済的に苦労するも、米人二コール・バックに就き英語を学び、20歳の若さで渡米しました。最初から世界を見ているところが凄い。帰国後、三井銀行に入行し大出世、三井銀行常務取締役に。その後、日本初となる信託の最初の株式会社、三井信託株式会社を設立し、初代取締役社長に就任。日本経済界の代表者の一人となります。 

米山梅吉の銀行行除録

一線を退いてからがさらにすごい。三井報恩会(三井財閥が出資し、社会、文化諸事業に貢献する目的で設立された会)の初代理事長に就任し、多岐に渡る分野で社会に貢献します。医療、福祉では、ハンセン病や結核と戦ったり、疲弊した農家を復興させたり、全国の大学や研究団体に助成したりと、米山の奉仕論(人間事業に一応成功して目途がついたら後進に道を譲って報恩、社会奉仕の方法をさがす)を実行しました。

米山梅吉記念館の館内
米山梅吉記念館の館内

また、単に金を出すだけではなく、必ず自弁で土産物を携え必ず自ら現地に赴いたそうです。現場第一は見習いたい。また、青山学院初等科の創立、立教大学の実験室一棟の寄贈、長泉町の「米山文庫」設立と、教育に対しても熱心に奉仕しました。

こちらは大正天皇より下賜された金杯です。 めちゃくちゃ眩しい!

大正天皇より下賜された金杯

国際的な社会奉仕連合団体、ロータリークラブとは

世界を動かす秘密の結社みたいな雰囲気ですが、違います。ロータリークラブは、社会奉仕集団です。著名会員には冒頭に紹介した、松下幸之助や伊藤忠商事の伊藤忠兵衛、イギリス首相サッチャー、トーマス・エジソンなどなど。高須克弥氏も確かロータリークラブの会員だったはず。「世界を変える行動人」として、経験や能力を生かし社会奉仕活動や人道的活動に取り組んでいる集団です。

記念館にはロータリーの記念の品々が多数飾られていました。戦前のモノも多く、また保存状態が良くて驚きです。

日本ロータリークラブ

ロータリークラブはアメリカのポール・ハリスが創立者なんですが、もともと彼は、あのフリーメーソンのメンバーだったそうです。

ロータリークラブの展示品

日本ロータリーの歴史

ロータリークラブの創始者、米山梅吉の記念館ですので、半分は日本ロータリーの歴史の展示となっています。戦前・戦時中など、運営がとても困難な時期もありましたが、現在まで奉仕活動はしっかりと続いています。

日本ロータリーの歴史

ちなみにロータリークラブは、今も昔も入りたいと思っても誰でも入れるモノではありません。初代メンバの選定は、「国際的な視野を有する人物」という基準がありました。英語ができることが前提です。ちなみに、東京ロータリークラブの創立時の会員はこちらに掲載されていました。日本銀行の理事(深井英五)に、日本郵船の副社長(伊東米次郎)に豪華な顔ぶれ。清水釘吉って、ゼネコン清水建設の社長じゃん。

日本ロータリーの歴史
日本ロータリーの歴史

 

まとめ

国際奉仕団体ロータリークラブの聖地、クラブ創始者の「米山梅吉記念館」に行ってきました。ロータリークラブって世界を動かす秘密の結社みたいな雰囲気が出てますが、個々の会員の方々の能力・人脈・高い倫理と共に、「世界を変える行動人」として、社会奉仕活動や人道的活動に取り組んでおられました。

三井銀行の役員にまで登り詰めておきながら、驕ることなく、自身の成功を他者に還元する姿勢は、自分中心に考えてしまう自分にとって、とても考えさせられました。あまりにも偉人過ぎて全てをお手本に、はハードルが高いですが、まずは「自弁で土産物を携え」というところから見習いたいと思います。自分の身近な家族・友人から奉仕してみようかな。 

こんな方におすすめ

  • 全国のロータリークラブの皆様

  これは言わずもがな。

  • 三井銀行、三井住友信託銀行の新入社員の皆さん

  会社の歴史を頭に入れておくと、役員さんとの懇談会などで話題に困らなくなるのでオススメです。

米山梅吉記念館
米山梅吉記念館