カメラと週末旅行

一眼レフカメラを片手に週末に旅行するブログ

沼津港近くの千本浜公園の「千本松原」で、文学碑巡りと富士山の絶景を楽しんできた

千本浜公園

富士山と松林、そして駿河湾、この3つを一度に楽しめる「千本浜公園」に行ってきました。

駿河湾岸沿いには、約10キロもの区間に松林が生い茂り、付近は公園や散策路が整備されています。このエリアにある千本浜公園には、静岡にゆかりある歌人の文学碑が建てられており、散歩しながら文学作品を楽しむことができます。松林と富士山の写真とともに「千本松原」をご紹介します。

 

交通アクセス

・千本浜公園(せんぼんはまこうえん)
・〒410-0867 静岡県沼津市本字千本1910-1

 

施設

・駐車場:あり。無料。
・トイレ:あり。でも、不衛生でダメ。使えません。

駐車場は午前6時から午後9時までです。台数は110台と多め。駐車場入口・出口は一方通行なので、進入方向にはご注意を。南側から公園に入って、北側から出る感じです。

千本浜公園の駐車場

 

東海道随一の景勝地である千本松原を有する沼津を代表する公園

日本百景や日本の白砂青松100選にも選ばれた千本松原

沼津港の観光スポットと言えば、深海魚水族館、水門びゅうおなどがあげられます。そこからクルマですぐです。歩くと20分くらいかかります。

沼津港の潮の音プロムナード

千本松原というだけあって、周囲は松の木だらけ。海風でみんな斜め。

千本松原の松林

角田竹冷(つのだちくれい)の句碑

最初に出会う作品は、角田竹冷の作です。角田は、1856年に現在の富士市に生まれました。家が貧しく少年時代は魚町の商家に奉公に出るなど苦労しましたが、16歳の時に東京に出て働きながら法律を学び、弁護士となり、さらに衆議院議員として活躍しました。また、俳句は幼少時から親しんでおり、俳人としても有名でした。

「時は弥生 瓢(ひさご)枕に 鼾(いびき)かな」

角田竹冷句碑

千本松原に魅了された若山牧水の歌碑

次は歌人・若山牧水の歌碑に出会えます。全国初の若山牧水の歌碑です。若山は1885年に宮崎県の日向市に医者の家系に生まれます。早稲田大学の在学中から活躍し、旅と酒を愛して全国各地で歌を詠み、この「千本松原」の景観に魅せられて、家族と共に移住し、沼津で亡くなりました。この作品にも、理想郷を求め旅をした若山牧水の想いを感じることができます。

 「幾山河
  越えさりゆかば
  寂しさの はてなむ國ぞ
  けふも旅ゆく」

(参考:公益社団法人 関西吟詩文化協会HP

全国初の若山牧水の歌碑
全国初の若山牧水の歌碑

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芥川賞を受賞した偉大な作家、井上靖の文学碑

次は井上靖の文学碑です。井上靖は北海道・旭川で生まれ、幼少期を静岡の伊豆湯ケ島で過ごします。京都帝国大学を卒業後、芥川賞や文化勲章を受賞した作家です。

 「千個の海のかけらが
  千本の松の間に挟まっていた
  少年の日 私は毎日それを
  ひとつずつ食べて育った」

井上靖の文学碑
井上靖の文学碑

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歌人や作家が愛した風光明媚な景勝地「千本松原」から、富士山を眺める

作品を楽しみながらコースに沿って松林散策をすると、駿河湾の海岸に出ます。松林に囲まれた静寂な空間から一転、だだっ広いパノラマオーシャンビューが待っています。

千本松原から見た駿河湾

今日は運がいいです。富士山がバッチリ見えます。

千本松原から見た駿河湾

千本松原から見た駿河湾と富士山
千本松原から見た駿河湾と富士山

歌を詠みながら全国各地を周り、「千本松原」に魅せられて、家族と共に移住した若山牧水の気持ちは少しわかりました。

千本松原から見た駿河湾と富士山

 

まとめ

沼津港近くにある「千本浜公園」で、文学碑巡りと、富士山の絶景を楽しんできました。松林・駿河湾・富士山の3つを一度に楽しめる素敵な景色は、古くから歌人や作家を魅了してきただけのことはあります。晴れている日、富士山が見える日はもちろんですが、駿河湾に沈む夕日もとても美しいのでおすすめです。

こんな方におすすめ

沼津港に観光に来られた方は、是非こちらにも足を運んでみてください。

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沼津の観光スポットまとめ

沼津の観光スポットは、こちらにまとめてあります。よろしければご覧ください。